研究発表

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研究発表

2011年 【第84回 日本薬理学会年会(誌上開催)】
Behavioral pharmacological study on anti-stress effect of young green barley leaf extract in mice.(大麦若葉エキスの抗ストレス作用に関する行動薬理学的研究)

○中山典幸(1)、山浦克典(1)、島田茉季(1)、深田秀樹(2)、安部貞詔(2)、上野光一(1)
(1:千葉大学大学院薬学研究院・高齢者薬剤学、2:日本薬品開発株式会社)

日本薬品開発株式会社は、第84回日本薬理学会年会(誌上開催)にて、千葉大学との共同研究による大麦若葉エキスの研究発表を行いました。

【目的】
大麦若葉エキスは麦葉搾り汁から作られる栄養補助食品として知られている。大麦若葉エキスは抗酸化成分を豊富に含有しているので、通常量を規則的に摂取することは身体的な健康を維持することによいと考えられる。しかし、大麦若葉エキスの精神的な健康への影響についてはほとんど知られていない。

【方法】
本研究では、水から這い上がれない容器中でマウスを泳がせる強制水泳負荷あるいはマウスを自由に動けなくする拘束ストレス負荷したマウスを用いて大麦若葉エキスの抗ストレス効果を調べた。

【結果・考察】
大麦若葉エキス (400及び1000 mg/kg) を経口投与したマウスは、コントロールマウスに比べ、強制水泳時の不動時間 (しばしば抗うつ薬等の評価に用いられ、長いほどうつ傾向とされる) が短縮した。また、拘束ストレス (3時間/日) を繰り返し負荷したマウスは回転かごを回転させる自発運動量が減少したが、大麦若葉エキスを経口投与したマウスでは自発運動量の減少が改善していた。これらの結果は、大麦若葉エキスの経口投与がマウスのストレスを低減することを示しており、大麦若葉エキスが生活の質 (QOL) を良い状態で維持するのに効果的な天然物である可能性を示唆している。

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