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研究発表

2010年 【第64回 日本栄養・食糧学会(徳島)】
短期間の大麦若葉青汁摂取の介入研究前後による食事調査の有用性の検討

○筌口 桃江(1)、沖田 善光(2)、中村 晴信(3) 、桑原 恵介(3) 、甲田 勝康(4)、青塚 康幸(1)、高橋 勲(2)、木村 元彦(5)、杉浦 敏文(6)
(1:日本薬品開発株式会社・研究開発部、2:静岡大学・創造科学技術大学院、3:神戸大学大学院・人間発達環境学研究科、4:近畿大学・医学部 、5:静岡大学・工学部 、6:静岡大学・電子工学研究所)

日本薬品開発株式会社は、2010年5月21日から23日まで徳島市で開催された「第64回 日本栄養・食糧学会大会」にて、主に静岡大学との共同研究による大麦若葉エキスの研究発表を行いました。
≫ 詳しくは第64回 日本栄養・食糧学会大会ホームページにて

【目的】
三大疾病の主な発生要因である生活習慣病は、疫学研究により野菜を多く摂取することで抑制効果を持つことが報告されているが、平成19年国民健康・栄養調査の結果からは、野菜の一日当たりの平均摂取量の350g量に達していない。大麦若葉青汁は他の野菜に比べて微量栄養素の成分を多く含んでいるため、この青汁摂取により、不足栄養素を容易に補うことが可能となる。今後、大麦若葉青汁の有効性を検証する上で、摂取栄養素を正確に測ることが求められるため、今回は、急性・短期期間の大麦若葉青汁摂取の介入研究の前・中・後において、日常における食事調査を行い、二種類の食事調査方法の妥当性を検討することを目的とした。

【方法】
健康な男女5名(平均年齢43.8±17歳)を対象とした。大麦若葉青汁の摂取前・中・後での連続した3日間の写真と食事記録法(DR)、半定量食物摂取頻度調査(SQFFQ)による方法から一日当たりの主要栄養素・微量栄養素を調べた。SQFFQは、大麦若葉青汁の摂取前・中・後の一ヶ月期間毎に調査を行い、それと同時に摂取期間毎で任意に設定した連続3日間の写真と食事記録法の調査を行った。その後、大麦若葉青汁の摂取栄養成分を除いて摂取期間毎及び摂取毎で2種類の調査方法による統計解析を行った。

【結果】
SQFFQでは、摂取期間毎での主要栄養素・微量栄養素において統計的に有意な変化は認められなかった。写真とDRでは、摂取期間毎で一部の主要栄養素・微量栄養素において統計的に有意な変化が認められた。調査方法においては、摂取毎で一部の主要栄養素・微量栄養素において統計的に有意な変化が認められた。

【考察】
今回の少人数の食事調査研究から大麦若葉青汁摂取によって被験者の日常の食事内容に大きな変化が認められなかったことから、今後ヒトの大麦若葉青汁摂取実験においてSQFFQによる方法でも食事の主要栄養素・微量栄養素を安定した状態で調べることが可能であると考えられた。

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