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研究発表

2007年 【日本薬学会 第127年会(富山)】
大麦若葉の青汁成分の研究(第52報) 大麦若葉のヒトコラーゲン産生促進作用

○永尾純三、木曽博士、上山英夫、青塚康幸(日本薬品開発)

日本薬品開発株式会社は2007年3月28日から30日まで富山県富山市で開催された日本薬学会第127年会にて、大麦若葉エキスの研究発表を行いました。
≫ 詳しくは日本薬学会第127年会(富山)ホームページにて

【目的】
コラーゲンを産生するヒト線維芽細胞株(WI-38)を用いて大麦若葉抽出液とその蛋白質分画によるコラーゲン産生促進作用を検討した。

【方法】
1.大麦若葉抽出液によるWI-38細胞株のコラーゲン産生の測定
大麦若葉の搾汁粉末を蒸留水にて抽出し限外ろ過膜により分子量10KDa以上, 10KDa-3KDa, 3KDa以下の分画とし、各分画を培養中のWI-38細胞株に添加した。添加培養後のⅠ型コラーゲンの定量はELISA(サンドイッチ法)、細胞数の測定はトリパンブルー染色/血球計算盤にて行った。
2.大麦若葉抽出液の蛋白質分画によるWI-38細胞株のコラーゲン産生の測定
大麦若葉の搾汁粉末をリン酸緩衝液にて抽出し、硫酸アンモニウム0~40%と40~100%で塩析を行い二つの蛋白質分画を得た。リン酸緩衝液に対して透析後、培養中のWI-38細胞株に添加した。添加培養後のⅠ型コラーゲンの測定はELISA、細胞数の測定は細胞増殖測定用WST-8キットで行った。

【結果および考察】
大麦若葉抽出液の分子量10KDa以上の分画において比較的強くⅠ型コラーゲンの産生促進作用が認められた。しかし加熱処理を行うとその活性は失われた。また二つの蛋白質分画もWI-38細胞株に対してⅠ型コラーゲンの産生促進作用が認められた。このことから分子量10KDa以上の複数の蛋白質がⅠ型コラーゲンの産生促進に関与することが推測される。

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