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研究発表

2007年 【日本薬学会 第127年会(富山)】
大麦若葉の青汁成分の研究(第54報) 大麦若葉のフラボノイドによる15-lipoxygenaseに対する阻害効果

○帆足和憲、木曽博士、上山英夫、青塚康幸(日本薬品開発)

日本薬品開発株式会社は2007年3月28日から30日まで富山県富山市で開催された日本薬学会第127年会にて、大麦若葉エキスの研究発表を行いました。
≫ 詳しくは日本薬学会第127年会(富山)ホームページにて

【目的】
Lipoxygenaseは多価飽和脂肪酸を酸化する酵素である。Lipoxygenaseは動脈硬化やアレルギー疾患に関与すると考えられている。本研究では大麦若葉中の主要なフラボノイド(saponarin、lutonarin)及びそれらのアグリコンであるapigenin、 luteolinによる15-Lipoxygenase阻害効果について検討した。

【方法】
酵素反応は0.2M、pH9.0ホウ酸緩衝液中で25℃で行い、全量3.0mlとした。リノール酸(終濃度134μM)を基質として、フラボノイドはDMSOに溶解して用いた(50μL)。大豆由来15-Lipoxygenase(10,000unit/ml)50μLを加えることで反応を開始し、分光光度計により、反応時間30秒と90秒での吸光度(234nm)を測定した。それぞれのフラボノイドについて濃度毎の反応時間30~90秒の吸光度増加をプロットして、酵素活性が50%に抑制される阻害剤濃度IC50を求めた。なお陽性対照として、caffeic acidを用いた。

【結果および考察】
saponarin、lutonarinともにcaffeic acidより強い15-Lipoxygenase阻害活性を有しており、アグリコンのapigenin、luteolinでは、luteolinの阻害活性が非常に強いことがわかった。本研究で大麦若葉フラボノイドには強い15-Lipoxygenase阻害効果があることがわかった。

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