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1994年|研究発表
大麦若葉の青汁成分の研究(第36報) 抗酸化活性成分による生体内過酸化の抑制(2) | |
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日本薬学会 第114年会(東京) | 大麦若葉エキスより精製したGIVはアラキドン酸、レシチン等のフェントン反応による酸化を抑制し、さらに高度不飽和脂肪酸(EPA、DHA)を含む肝油に対して顕著な抗酸化効果を示した。 |
大麦若葉の青汁成分の研究(第37報) 抗酸化活性成分によるカラゲニン浮腫抑制作用 | |
日本薬学会 第114年会(東京) | 大麦若葉エキスより精製したGIVはラットのカラゲニン浮腫を顕著に抑制し、抗炎症作用を有することを明らかにした。 |
活性酸素の関与する神経細胞障害に及ぼす2″-O-glucosylisovitexinの防護作用 | |
日本薬学会 第114年会(東京) | 大麦若葉エキスより精製したGIVは、in vitroにおいてマウスの大脳皮質初代培養細胞の活性酸素による酸化を顕著に抑制した。また、マウスの脳虚血による学習能低下を予防することを明らかにした。 |
大麦若葉中の抗酸化活性成分による不飽和脂質の酸化抑制 | |
日本農芸化学会1994年度大会(東京) | 大麦若葉エキスの抗酸化成分GIVの活性はフェントン反応を利用した脂質の酸化に対し、脂質の不飽和度とは無関係に濃度依存性を示した。さらに、高度不飽和脂肪酸を含む肝油に対して、常にビタミンEより高い抗酸化効果を示した。 |
大麦若葉の青汁成分による皮脂構成成分の酸化抑制 | |
第101年会 日本皮膚科学会 四国地方会(徳島) | 大麦若葉エキスの抗酸化成分GIVは、細胞膜の主要な構成成分である不飽和脂肪酸の酸化の抑制以外にもカラゲニン浮腫を抑制することも明らかになり、広く生体内の酸化による傷害を防止することが推測された。 |